ほんとうの唱歌史「海ゆかば」〜‘保育唱歌’から‘國民唱歌’まで／藍川由美


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ほんとうの唱歌史「海ゆかば」〜‘保育唱歌’から‘國民唱歌’まで／藍川由美

音源の形式

ジャンル: 声楽曲
品番: CMCD-28143
ディスク枚数： 1枚
税抜価格: 2,800円
税込価格: 3,080円
発売日: 2007年12月15日
JAN: 4990355003510
歌唱言語: 日本語
歌詞対訳: あり

藍川由美

内容解説

■ 曲目
[1] 海ゆかば（大伴氏言立／東儀季芳作曲／エッケルト編曲）
　　明治13年『保育唱歌』
[2] 見わたせば
　（柴田清煕＋稲垣千頴作詞／ルソー作曲／ディットリッヒ編曲）
　　明治14年『小學唱歌集（初編）』
[3] 戦闘歌（進撃追撃）
　（鳥居忱作詞／ルソー作曲／田中穂積編曲）
　　明治28年6月『大東軍歌（雪之巻）』
[4] 蛍（蛍の光）
　（稲垣千頴作詞／スコットランド民謡／ディットリッヒ編曲）
　　明治14年『小學唱歌集（初編）』
[5] 訣別
　（有栖川宮威仁作詞／スコットランド民謡／ディットリッヒ編曲）
　　明治12年頃
[6] 抜刀隊
　　（外山正一作詞／シャルル・ルルー作曲）明治17年頃
[7] Airs Japonais et Chinois（シャルル・ルルー）［ピアノ・ソロ］
　　明治20年
[8] FOU SO KA（シャルル・ルルー）［ピアノ・ソロ］明治18年
[9] 紀元節（高崎正風作詞／伊澤修二作曲）
　　明治21年2月『紀元節の歌』
[10] 敵は幾万（山田美妙齋作詞／小山作之助作曲）
　　　明治24年7月『國民唱歌集』
[11] 元寇（永井建子作詞・作曲）明治25年4月『音樂雑誌』
[12] 月下陣（永井建子作詞・作曲）明治26年『音樂雑誌』
[13] 一月一日（千家尊福作詞／上眞行作曲）
　　　明治26年8月『官報第三〇三七号附録』
[14] 婦人従軍歌（加藤義清作詞／奥好義作曲）
　　　明治27年9月『出師軍歌』
[15] 雪の進軍（永井建子作詞・作曲）
　　　明治28年10月『大東軍歌（花の巻）』
[16] お正月（東くめ作詞／瀧廉太郎作曲）明治34年7月『幼稚園唱歌』
[17] 戦友（眞下飛泉作詞／三善和氣作曲）
　　　明治38年9月『學校及家庭用言文一致敍事唱歌』
[18] 軍艦行進曲（鳥山啓作詞／瀬戸口藤吉作曲）
　　　明治43年『March“Man of war”』
[19] 水師営の会見（佐佐木信綱作詞／岡野貞一作曲）
　　　明治43年7月『尋常小學讀本唱歌』
[20] 広瀬中佐（文部省唱歌）大正元年『尋常小學唱歌第四學年用』
[21] 橘中佐（作詞者未詳／岡野貞一作曲）
　　　大正元年『尋常小學唱歌第四學年用』
[22] 海ゆかば（大伴氏言立／信時潔作曲）
　　　昭和12年「國民精神總動員強調週間」放送（國民唱歌）

■ 演奏者
藍川由美（ソプラノ）
安宅薫（ピアノ）

■ 録音
2007年3月／埼玉

■

アワード

★「レコード芸術」2008年2月号【準特選】

文部省の「唱歌」と海軍・陸軍の「軍歌」の違いとは何か？　その実像に迫る！

　これまでに〈「日本のうた」歌唱法〉や〈明治の唱歌とエッケルトの仕事〉など、私たちが普段、学校などで習う文部省が作った「唱歌」の歴史的背景や日本語のあり方、歌い方などを学術的根拠をもとに次々と紐解いてきた藍川由美があらたに「唱歌」と「軍歌」の実像に迫ります。
　藍川はこれまでタブーを恐れず「軍歌」「演歌」「唱歌」「童謡」などを取り上げ、近代日本の歌の全貌を見極めようと提唱してきました。今回のアルバムは、そうした活動における一つの到達点であると同時に、新たなる試みのスタート地点ともなることでしょう。

●JVC K2レーザー・カッティングによる高音質

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