詩曲／松村禎三作品選集 II | カタログ


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詩曲／松村禎三作品選集 II

“POEM” / TEIZO MATSUMURA Selected Works II

音源の形式

ジャンル: 現代曲
品番: CMCD-25024
旧品番: 30CM-428
ディスク枚数： 1枚
税抜価格: 2,500円
税込価格: 2,750円
発売日: 2003年10月20日
JAN: 4990355001097
再発売

松村禎三

内容解説

■ 曲目
松村禎三：
[1] 詩曲1番～尺八と箏のための（1969）
[2] 詩曲2番～尺八のための（1972）
[3] 篠笛と琵琶のための詩曲（1979）
[4] 幻想曲～箏のための（1980）
[5] 祈祷歌～十七絃箏のための（1984）

■ 演奏者
三橋貴風（尺八）
吉村七重（箏）
赤尾三千子（篠笛）
田中之雄（琵琶）
沢井忠夫（箏）
沢井一恵（十七絃箏）

■ 録音
1988年12月ほか／埼玉

厳しく切りつめられた音による邦楽器のための作品集。

　1970年、大阪の万国博で松下館のために松村禎三が作曲した《詩曲1番》は、私が始めて松村禎三と出会って、録音ディレクターを務めた仕事である。それは、松村禎三最初の邦楽器作品であり、同時に私は、彼の邦楽器作品に最初から深く関わったことになる。
　その次に私が関わった邦楽器の松村作品は、1980年に沢井忠夫のために作曲した《幻想曲》である。これは、その翌年の昭和56年度に、《沢井忠夫／箏の軌跡》として委嘱者の沢井自身が日本コロムビアで録音した。よって、ビクター音産が同じ年に企画していた「松村禎三の音楽」（LP5枚組）は、献呈された初演者の沢井忠夫では収録できなくなってしまった。困り果てた松村先生が私のところに電話をかけてこられたのを、今も鮮明に覚えている。
　その後、私たちは、将来の松村禎三作品集に備えて、機会あるごとに、作品を録りだめして来たが、《幻想曲》も沢井忠夫で二度目の収録が出来たし、《詩曲1番》と《詩曲2番》は、今や邦楽器の演奏者として最も脂の乗った吉村七重と三橋貴風で録音ができた。従って、これで松村禎三の邦楽作品集は、本当にベスト・ミュージシャンで心のこもった録音が残せることになった。
［井阪紘／プロデューサー・ノートより］

●JVC K2レーザー・カッティングによる高音質

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