★「レコード芸術」2002年4月号【特選】
円熟の境地に入った井上直幸が、長大で深遠なベートーヴェンの傑作を、堅固な構成力で見事に表出!
ウィーンの出版者、アントン・ディアベリのワルツを主題とした2つの大作。《ディアベリ変奏曲》を同時発売。
ウィーンの作曲家であり出版業者であったアントン・ディアベリ(1781~1858)が、1819年、自分の作曲したワルツを主題とする変奏曲をウィーン在住の作曲家に依頼しましたが、ベートーヴェンだけは、その主題に33の変奏曲を付した自己の作品を完成させました(1823)。
一方、W.A.モーツァルトの息子クサヴァー・モーツァルト、ツェルニー、シューベルト、リストを含む50人の作曲家は、この依頼に応えて各々1曲の変奏曲を提供し、ディアベリのワルツに50の変奏曲とカール・ツェルニーによるコーダを加えて完成、1824年に出版されました。
こうして2つの《ディアベリ変奏曲》が誕生し、後世に伝えられることになりましたが、今回カメラータでは、ベートーヴェンをはじめドイツ・ロマン派を得意とする我が国の代表的ピアニスト井上直幸とウィーンの俊英ドリス・アダム(28CM-662)によって2曲共に録音、同時に発売することになりました。
話題性十分であり、2枚のアルバムを併せて、主要新聞、雑誌での記事掲載は必至の商品です。
お客様には2枚併せての購入をおすすめしたい商品です。
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