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 クルト・アイヒホルン Kurt Eichhorn
 
クルト・アイヒホルン
Kurt Eichhorn
指揮
Conductor
★レコーディング・アーティスト Recording Artists
指揮
 
■ プロフィール
 1908年、ミュンヘンに生まれ、ヴュルツブルクで音楽活動を始める。その後ビーレフェルト、テープリツ=シェーナウ、カールスバートを経て、ドレスデンでは市立オペラを設立、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者となる。1945年以後は、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務め、バイエルン国立歌劇場も指揮した。1956年、ミュンヘンのゲルトナー・プラッツ劇場と契約を交わしたが、これが彼の生涯を方向付けることとなった。バイエルン放送管弦楽団の首席指揮者としても大きな成功をおさめた。彼の「日曜コンサート」は今なお忘れがたいシリーズである。
 数々の録音は彼の多方面にわたる音楽活動を物語っているが、とりわけカール・オルフの作品で示される正統的な解釈は傑出したものである。他方、ミュンヘン音楽大学の教授として、次代の指揮者の育成にも従事した。
 クルト・アイヒホルンはリンツ・ブルックナー管弦楽団とともに、数々の名演奏を残してきた。例えばモーツァルトの「魔笛」「後宮からの誘拐」、リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」、アントン・ブルックナーの交響曲第8番と第9番などがあるが、第9番はウィリアム・キャラガンの補作になるフィナーレとともに演奏された。彼はこのオーケストラを率いて幾度か演奏旅行を行い、ドイツ、ブルガリア、エジプトの各地で大成功をおさめた。
 1991年3月18日、クルト・アイヒホルンは、ブルックナー音楽のために活動した功績が認められて、オーバーエスターライヒ・ブルックナ一連盟より金メダルを授与され、1993年9月16日より同連盟名誉会長を務めた。
 1994年6月29日、ミュンヘン郊外のムルナウにて永眠。

■ Profile

■ リンク

■ その他

■ 来日/演奏会

■ 過去の演奏会

■ クルト・アイヒホルンの商品

◎CD

CMCD-15001 ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調(ノーヴァク校訂)/クルト・アイヒホルン
Bruckner: SYMPHONY No.7 In E Major (Edited by Leopold Nowak) / Kurt Eichhorn

CMCD-15047~8 ブルックナー:交響曲 第5番〈ノーヴァク校訂〉/アイヒホルン
Bruckner: Symphony No.5 <Edited by L.Nowak> / Kurt Eichhorn & Bruckner Orchester Linz

CMCD-15049 ブルックナー:交響曲 第6番〈ノーヴァク校訂〉/アイヒホルン
BRUCKNER: SYMPHONY No.6 <Edited by L.Nowak> / EICHHORN

CMSE-431-42 ブルックナー:交響曲全集/リンツ・ブルックナー管弦楽団
BRUCKNER: COMPLETE SYMPHONIES / BRUCKNER ORCHESTER LINZ

15CM-379~80 ブルックナー:交響曲 第2番 ウィリアム・キャラガン校訂による1872年初稿(全曲),終楽章別録音(一部アイヒホルンによる変更)&録音風景付/アイヒホルン&リンツ・ブルックナー管弦楽団
BRUCKNER: SYMPHONY No.2 / EICHHORN & BRUCKNER ORCHESTER LINZ

20CM-195~6 ブルックナー:交響曲 第2番 ハ短調/アイヒホルン&リンツ・ブルックナー管弦楽団
BRUCKNER: SYMPHONY No.2 / Eichhorn & Bruckner Orchester Linz

CMCD-20028 ブルックナー:交響曲 第8番(ノーヴァク1890年版)/アイヒホルン
BRUCKNER: SYMPHONY No.8 (Ed. Nowak 1890) / KURT EICHHORN

CMCD-10008~16 ブルックナー:交響曲選集/クルト・アイヒホルン、リンツ・ブルックナー管弦楽団
BRUCKNER: Selected Symphonies / Kurt Eichhorn

◎DVD/BD