カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース

ミラン・トゥルコヴィッチの65歳を記念してのプロジェクト[1]
  2003年11月18〜20日 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン

 ミラン・トゥルコヴィッチの65歳を記念したプロジェクトがスタート。トゥルコヴィッチと彼の仲間たちといった共演で、アルバムを一枚作ることになりました。今回はその最初の録音。18〜20日に、いつものバウムガルテンにて。
 まずは吉野直子さんのハープで、テレマンのソナタとサン=サーンスのファゴット・ソナタ。勿論、ハープに置き換えての演奏ながら、これが、まるでオリジナルのようにピッタリ。
 続いて日本から前日帰国したばかりのシュルツと、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」とよく言われる、「バキアナス・ブラジレイラス」の第6番をレコーディング。たった8分の曲ながら、何と難しいことか。でも、3時間で終わりましたが、もう二度とレコーディング出来ないかも…とは二人のコメント。
 今回の録音はこれだけですが、12月1月にヴェヒターのフィルハーモニア弦楽三重奏団、バティックのピアノ、イルディコ・ライモンディ等が参加して楽しいアルバムが完成する予定です。

[★CDは2004年8月、CMCD-15036〜7として発売]
シュルツ
シュルツはウィーン・フィルの日本公演直後の録音。
トゥルコヴィッチ
ミラン・トゥルコヴィッチ
シュルツ&トゥルコヴィッチ
ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」の録音。
シュルツ&トゥルコヴィッチ
中央はシュルツの息子、マティアス
トゥルコヴィッチ&吉野直子 トゥルコヴィッチ&吉野直子
トゥルコヴィッチ&吉野直子  
トゥルコヴィッチ&吉野直子のデュオで
テレマンとサン=サーンスのファゴット・ソナタ
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