カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース
 
ミラン・トゥルコヴィッチの65歳を記念してのプロジェクト[3]
  2004年1月5〜6日 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン

 やっとの思いで、ミラン・トゥルコヴィッチの記念アルバム、全曲のレコーディングが完了。歌手は、ソプラノのイルディコ・ライモンディ(Ildiko Raimondi)とバスのロベルト・ホル(Robert Holl)で、ローランド・バティックがピアノを担当。2曲とも、8分を超える大曲です。この収録からピアノがベーゼンドルファーに変わりました。すべては、ベーゼンドルファーの新社長Manfred Aichinger氏の強力なバックアップによるもの。
 収録曲は、エマニュエル・シャブリエ:「旅への誘い」(ボードレール詞/ソプラノ)、コンラディン・クロイツァー:「死のファゴット」の2曲です。
 またミラン・トゥルコヴィッチとローランド・バティックのデュオでは、バティック作曲の「3つのバガテル」を収録。これは、ジャズのピースです。

[★CDは2004年8月、CMCD-15036〜7として発売]
イルディコ・ライモンディ イルディコ・ライモンディ
 イルディコ・ライモンディ
ロベルト・ホル ロベルト・ホル
 ロベルト・ホル
バティック、ホルとトゥルコヴィッチ
バティック、ホルとトゥルコヴィッチ
モニタールームで
 モニタールームで
モニタールームで バティックとトゥルコヴィッチ
 バティック作曲のジャズ・ピースも収録
 
ローランド・バティックのソロ・レコーディング
  2004年1月6日 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン

 録音した曲は、バッハの「イタリア協奏曲」、シューベルトの「3つのピアノ曲(即興曲)D.946」、それにバティックの自作ジャズ・ピースで、
 "Waltz for Patrizia"
 "Pannonian Romances"
 "Little Piece for Chick Corea"
 "Blues in F (For Charly)"

 「From BACH to BATIK」とタイトルされた彼のレコーディングは、全面的にベーゼンドルファーが支援、最高のピアノ録音が出来たとバティックの弁。1月5日、6日。バウムガルテンでの収録です。

[★CDは2005年1月、CMCD-28050として発売
ローランド・バティック
ローランド・バティック 
シュトイデとバティック夫妻
 収録後のパーティーに加わった
 フォルクハルト・シュトイデとバティック夫妻
バティックとシュトイデ
 シュトイデとバティック(右)
ローランド・バティック
 バティック夫妻
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