-
- シュルツの新録音はホフマイスターのフルート・カルテット
- 2007年 2月 9日〜11日 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン
- フルートのヴォルフガング・シュルツ、チェロのフランツ・バルトロメイの室内楽仲間がはじめて組んで、カメラータに録音するのは、ホフマイスターがモーツァルトのピアノ・ソナタを編曲したフルート・カルテット5曲。
- いつものスタジオ・バウムガルテンで2月9日から、先ずは3曲の録音が始まった。残念なことに、ウィーン・フィルの2月19日からの旅行寸前に、バレンボイムがその前の2回のコンサートをキャンセルしたために、ブーレーズの代役のコンサートの練習が入ってしまい、9日から11日の3日間の録音で一旦終わり。やむなく今回は13、14日を中止して、残りは後日録音する事に。
- 曲目は、
- 第1番 オーボエ四重奏曲 K.370 からの編曲
- 第2番 ピアノ・ソナタ ハ長調 K.309からの編曲
- 第3番 ピアノ・ソナタ ト長調 K.533、494からの編曲
- 第4番 ピアノ・ソナタ ニ長調 K.311からの編曲
- 第5番 ピアノ・ソナタ イ長調 K.331からの編曲
- 演奏者は
- ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
- ヴェロニカ・シュルツ(ヴァイオリン)
- イルゼ・ヴィンツォア(ヴィオラ)
- フランツ・バルトロメイ(チェロ)
- フランツ・バルトロメイは長い間、よき友人ですが、カメラータへの録音は今回が初めて。セッションでは、レコーディングがこんなに充実した音楽を出来る時間だと初めて実感した──と、お褒めの言葉を頂きました。
- (井阪 紘)
- [★CDは2008年7月25日、CMCD-15091〜2として発売]
|