カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース
 
シュルツ&ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団
  2004年9月21日、22日 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン

 ウィーンに戻ってきて、9月21日、22日の2日間はシュルツ&ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団の組み合わせで、前回の「フルート四重奏による『魔笛』」と同じくヴェントの編曲になる「ドン・ジョヴァンニ」。1788年の編曲なので、きっとモーツァルト自身も検閲して、お金も貰っていると思われる。1幕の音楽はレコーディングが完了したが、今のところ2幕の途中で中断。この全曲録音プロジェクトは12月に3セッションを予定していて、それで完成の予定。

[★CDは2006年2月、CMCD-15069〜70として発売]
ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団
ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団
ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団
 
 ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
 ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団
  ペーター・ヴェヒター(ヴァイオリン)
  トビアス・リー(ヴィオラ)
  タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)
 
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
  2004年9月24日、25日 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン

 アンサンブル・ウィーン=ベルリンは、今年6月末に行ったレコーディングの残りの収録で、リゲティの木管五重奏「10の小品」と、ヤナーチェクのバス・クラリネットが入った木管六重奏曲「青春」をレコーディング。バス・クラリネットはペトラ・ストゥンプ(Petra Stump)と言う名の通り、女性の奏者で、フリーランサー。
 今回のアルバムは、ヤナーチェクに始まって、パーヴェル・ハース、クルタークの作品2の木管五重奏、そしてリゲティは1991年にソニーにもレコーディングした「6つのバガテル」と木管五重奏曲「10の小品」を収録予定。なかなかの力作で、興味深いアルバムです。

[★CDは2005年6月、CMCD-28067として発売]

アンサンブル・ウィーン=ベルリン
 
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
 ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
 ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
 シュテファン・ドール(ホルン)
 ミラン・トゥルコヴィッチ(ファゴット)
 ノーベルト・トイブル(クラリネット)
ペトラ・ストゥンプ(バス・クラリネット)
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
ちょっと休憩 
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
レコーディングの後、皆で集まって、9月14日に65歳を迎えたミラン・トゥルコヴィッチのお祝いの会
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