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- イ・ソリスティ・ディ・ペルージャのシューベルト
- 2008年 2月 7日〜11日 Museo di Santa Croce, Umbertide, Italy
- 2月7日から11日まで、いつものウンベルティーデ(Umbertide)の聖クローチェ美術館で、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ単独のレコーディングを行いました。
- 今回のテーマはシューベルトで、中心となるのはマーラーの編曲した「死と乙女」。弦楽四重奏でさえ難曲のこの作品を、曲をよく知っている私をプロデューサーに選んで録りたいという算段。私の仕事は、イタリア人の彼らにウィーン・スタイルのルバートと歌いまわしをしっかりと身に着けさせること。そのレッスンも含めて、大変なエネルギーを使いました。そもそも、この曲を室内オーケストラでやるのは、かなりの冒険です。悪戦、苦闘の末に、皆かなり完璧に音楽を自分のものにできるところまで到達しました。
- 後に追加した曲は、弦楽四重奏曲「ロザムンデ」の第2楽章“アンダンテ”と「5つのドイツ舞曲」D.90です。
- 同時に、2年前から進行中のルカ・ラニエリの「ヴィオラ協奏曲集」の最終収録として、今回はホフマイスターのコンチェルトを録音しました。(井阪 紘)
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