カメラータ・トウキョウ　レコーディング・ニュース

佐藤美香のクリスマス・レコーディング 　　2006年12月23日〜24日　スタジオ・バウムガルテン、ウィーン 　5月に津市の三重県総合文化会館で、スタインウェイを使って、リストの h-moll のソナタをレコーディングした佐藤美香。その続きでアルバムにファイルアップするリストのピアノ作品を、今回はウィーンで収録しました。ピアノは同じくスタインウェイ、録音場所はいつものバウムガルテン。12月23，24日の2日間、ウィーンでクリスマス・イヴにレコーディングしたのは、後にも先にもこれが最初で最後でしょう。調律のミヒャエル・ハーンが特別に、自宅から2回も往復、クリスマス・イヴという日に仕事を請け負ってくれたので、録音が成立したというわけです。 　曲目は、ヴェルディの「リゴレットによる演奏会用パラフレーズ」、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛と死」、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニの回想」の3曲。最高のテクニックを駆使したリストのピアノ作品を見事に消化。3月のリサイタルに照準を合わせて、CDも発売の予定。 （井阪 紘） ［★CDは2007年3月、CMCD-28130として発売］
	佐藤美香さんと、 録音エンジニアの高島靖久（写真左下）、 プロデューサーの井阪 紘（写真右下）から、 メリークリスマス！

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