カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース

ピエール・アモイヤルとカメラータ・デ・ローザンヌのスイス録音
  2003年9月11日〜13日 イヴェルドン、スイス

 ピエール・アモイヤルの率いるアンサンブル "Camerata de Lousanne" のレコーディングは、レマン湖の北、ヌーシャテル湖の南岸にある人口2万人の小さな町、イヴェルドンのお城の大広間で、9月11日から13日にかけて行われました。
 曲目は、メンデルスゾーンの有名な「八重奏曲 変ホ長調 作品20」と、アモイヤルが20歳の時に師ハイフェッツやピアテゴルスキーとレコーディングした、シュポアの「複弦楽四重奏曲 第1番 ニ短調 作品65」の2曲。スポンサーはスイス銀行(UBS)で、クリスマスに全世界に配られるとあって、当社では異例の大至急の編集、発売。それにしても、スイスの銀行も文化に粋なお金を使うじゃありませんか。
 私とアモイヤルとは、1973年、エラートのために仕事をして以来、レコーディングは30年振り。当時23歳だった彼も、今やフランスを代表する名ヴァイオリニスト。ここ2年ほど草津アカデミーで一緒に仕事をできるようになり、旧交を温めて、また一緒にレコーディングをしたいね…と話していたところに、良い仕事が来た感じ。
 アモイヤルは、10月6日にはウィーンのムジークフェラインで、ORFのオーケストラとバーンスタインの「セレナード」を奏くことが決まっている。

[★CDは2003年12月、CMCD-28034として発売]
アモイヤル アモイヤル
アモイヤル(写真右)とカメラータ・デ・ローザンヌのメンバー
アモイヤル
録音の行われたイヴェルドン城


 
シュルツ、ブリツィ、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャと
グラーデン指揮、聖ヤコブ室内合唱団による「ウンブリア音楽祭」記念録音
  2003年9月19日〜20日 フォリーニョ、イタリア

 イタリアのフォリーニョで「ウンブリア音楽祭」の記念レコーディングがおこなわれました。オール・バッハ・プログラムで、三重協奏曲、ブランデンブルグ協奏曲 第5番、それに「マニフィカト」BWV243a Es-dur の新しく発見された版をレコーディングしました。シュルツ、ブリツィ、聖ヤコブ合唱団、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャといった顔ぶれです。

 また、この後行われたグッビオ音楽祭ではヒンク、遠山慶子、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャがモーツァルトのダブル・コンチェルトを演奏しました。詳しくは草津アカデミーのホームページをご覧下さい。

[★CDは2004年8月、CMCD-28057として発売] ※「マニフィカト」BWV243aを除く
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
J.S.バッハ:マニフィカト BWV243a Es-dur(サン・ドメニコ公会堂にて)
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
聖ヤコブ室内合唱団
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャと指揮のゲイリー・グラーデン
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
9/20の演奏会(写真中央:シュルツ)
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
サン・ドメニコ公会堂
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
ウンブリア音楽祭の音楽監督カルロ・ペディーニと指揮者のゲイリー・グラーデン(写真右)
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
シュルツ(右)とトゥルコヴィッチ
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
ペディーニ、ブリツィ、グラーデン、井阪(写真左より)
サグラ・デ・ムジカ・ウンブラ
ウンブリア音楽祭のポスター
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