- シュルツ&吉野直子によるモーツァルトの協奏曲集
- 2002年6月3〜4日 サンクト・ゲロルド(フォアアールベルク,オーストリア)
- ワールドカップ・サッカー・ゲームの最中、断腸の思いで日本を発ち、チューリッヒ経由でオーストリアの最西端、スイス国境側の“Propstei Sankt Gerold”に来て、ヴォルフガング・シュルツと吉野直子をソリストに、モーツァルトのフルートとハープための協奏曲 ハ長調 K.299、フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313、第2番 ニ長調 K.314などを録音。
- オーケストラはシュルツさんのファミリーといってもいい“CAMERATA SHULZ”で、娘のヴェロニカ・シュルツがコンサート・マスターをつとめた。
- シュルツは過去に、2つのフルート協奏曲をウィーン室内管弦楽団と“Telefunken-Decca”に録音しており、今回が2度目。吉野さんは、ジャン・フルネ指揮のフォーレの「レクイエム」でオーケストラのメンバーとして一緒に仕事をしたことはあるが、カメラータでは、ソリストとして初録音になる。
- フルートとハープための協奏曲 K.299は吉野さんにとっては今回が3度目の録音で、前回はアーノンクールと古楽器のハープを用いての収録だった。
- 録音の前日は、この教会で行われたコンサートですべての曲が演奏された。
[★CDは2003年11月、CMCD-28029として発売]
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