カメラータ・トウキョウ　レコーディング・ニュース

別宮貞雄／交響曲 第5番（1999) 改訂版をセッション録音！ 　　2001年12月1〜2日　さいたま市民会館おおみや 　2001年3月7日サントリーホールで行われた若杉 弘 指揮、東京都交響楽団による「別宮貞雄 管弦楽作品 個展」は1951〜54年、ダウリス・ミヨーに薫陶を受け、フランスの良き時代の音楽を引き継いで、今も精力的に創作活動を続けておられる別宮氏の作品の集成とも言うべきコンサートで、カメラータはそのライヴ録音を収録したが、その時の初演となった第5交響曲は、別宮氏の強い希望で第4楽章を中心に全面的に改訂され、カメラータとしては久しぶりに日本のオーケストラとのセッション録音となった。特に私個人としては70年代に若杉 弘＝読響で日本ビクター時代に「三善 晃の音楽」等、20枚近いセッション録音を行った思い出もあり、若杉氏とのセッション録音を楽しみに、充実した仕事が出来たことを報告したい。 「別宮貞雄 管弦楽作品 個展」2001年3月7日　サントリーホール大ホール ・管弦楽のための二つの祈り（1956) ・ピアノ協奏曲（1981) ・交響曲 第5番（1999) *初演　【今回全面改稿の上、セッション収録】 　指揮：若杉 弘 　ピアノ：神谷郁代 　管弦楽：東京都交響楽団 ［★CDは2002年2月、28CM-665として発売］
レコードセッションの様子
東京都交響楽団を指揮する若杉 弘氏	若杉 弘氏（左）と別宮貞雄氏
モニタールームにて、前列左から別宮氏、井阪プロデューサー、若杉氏 ［★CDは2002年2月、28CM-665として発売］

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