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- (1)4月2日〜3日 ヴォルフガング・シュルツ/フランス作品集
- ウィーン・フィルの首席奏者であり、ニコレやランパルの後継者として、今や世界のフルート界のトップに立つヴォルフガング・シュルツ。1998年よりカメラータに録音を始めて、今回でソロとしては早くも4枚目のプロジェクトのスタートです。ピアニストには長くシュルツのパートナーであり、マスター・クラスのアシスタントであったイギリス人のアドリアン・コックスが選ばれました。
- 今回は「牧神の午後」とドビュッシーの名作にちなんで、フランスのフルート作品集を収める計画です。プーランクのフルート・ソナタ、ルーセルの「フルートを吹く人たち」、フォーレの「幻想曲」の収録が、ウィーンのシュライヤー・ガッセにあるヤマハのホールで、4月2日と3日に第1回目のセッションとしておこなわれました。
- ピアノは前日までチック・コリアが使っていた、ヤマハのコンサートグランドCF。調律の根津氏の丁重な調整のもと、抜けの良い美しい音で収録できたと自負しております。
- 残りは6月にピアノをスタジオ・バウムガルテンに移して、ジョリヴェ、デュティユーといった作品で収録する予定です。
[★CDは2002年7月、CMCD-28001として発売]
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