2011年9月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

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CMCD-28242〜6 1枚目は『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲「幽霊」&「大公」/スタンチュール、ヒンク、ドレシャル』(CMCD-28242)です。優雅さと堂々とした気品あふれる楽想の「大公」、そして神秘的な雰囲気を漂わせる「幽霊」は、ともに非の打ち所のないベートーヴェンの名曲です。ゆるぎないウィーンの伝統を継承する元ウィーン・フィルのコンサートマスター、ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)と、フリッツ・ドレシャル(チェロ)、ジャスミンカ・スタンチュール(ピアノ)による常設のピアノ・トリオが、ウィーン情緒たっぷりに2つの名作を快演します。

CMCD-28245 2枚目は『世紀末ウィーンのチェロ名作集〜ヴァイグル、ミュラー=ヘルマン、ウェーベルン/ミュラー、オウマイアー』(CMCD-28245)です。本アルバムは、後期ロマン派から新ウィーン楽派への移り変わりの中で生み出されたチェロのための作品を収録したもので、特にカール・ヴァイグル、ヨハン・ミュラー=ヘルマンは、時代とともに忘れ去られつつある作曲家でもあり、貴重な作品を収めたアルバムです。ウィーン・アルティス弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍のめざましいオトマール・ミュラー(チェロ)とレオノーレ・オウマイアー(ピアノ)による、芸術文化全体のまさに爛熟期である世紀末ウィーンの音楽の変遷をたどることのできる必聴アルバムです。

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