カメラータの9月新譜(8月25日発売)4タイトルをご紹介いたします。
1枚目は『Live in KUSATSU Festival 1992/エディット・ピヒト=アクセンフェルト未発売音源集 3』(CMCD-99069)です。今年で没後10周年をむかえる世界的ピアノ/チェンバロ奏者、エディット・ピヒト=アクセンフェルト(ピアノ)。本アルバムは1992年の草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルにおけるライヴをCD化したもので、今回が初の音源化となります。ライヴ当日にも絶賛された、愛情溢れる温かな音色でやさしく包み込むように奏でる感動の名演が甦ります。
2枚目は『ドヴォルジャーク:ヴァイオリン・ソナタ/カリーン&ドリス・アダム』(CMCD-28240)です。ぴったりと呼吸の合った魅惑のデュオ、カリーン・アダム(ヴァイオリン)とドリス・アダム(ピアノ)姉妹。互いを引き立て、高めあう演奏は、まさにデュオの醍醐味を堪能することができます。素朴で暖かく、郷愁をたたえたドヴォルジャークの美しいメロディーを、アダム姉妹が情感たっぷりに聴かせます。
3枚目は『ハイドン:弦楽四重奏曲「騎士」「皇帝」他/ウィーン・アルティス弦楽四重奏団』(CMCD-28241)です。ウィーン・アルティス弦楽四重奏団は、ウィーン発の実力派カルテットです。古典派から近現代までの幅広いレパートリーを持ち、過去20タイトル以上のアルバムをリリースしている彼らが満を持して録音したハイドン作品集が完成しました。ウィーンの伝統を受け継ぐ愉悦に満ちた演奏で、ハイドンの名作品をお聴きください。
4枚目は『ウィーン、わが夢の街/アンネット・一恵・ストゥルナート』(CMCD-99070)。1969年にウィーンへと渡り、東洋人初のウィーン国立歌劇場団員歌手となったアンネット・一恵・ストゥルナート。世界的指揮者、カラヤンなどにも認められ、ウィーンを拠点に活動。日本でもNHKに出演するなど、多方面で活躍し大きな話題となりました。本アルバムは2000年に自主制作盤として制作されたCDですが、各方面からの多くのリクエストにより一般発売することとなりました。