今月は先月に引き続き、特別再リリース企画として世界的鍵盤楽器奏者エディット・ピヒト=アクセンフェルトによるJ.S.バッハのチェンバロ作品を集大成した特別企画《エディット・ピヒト=アクセンフェルトの芸術》の第2弾をお届けします。
2001年、87歳で他界した偉大なピアノ、チェンバロ奏者であり、教育者としても20世紀の音楽界に大きな足跡を遺したエディット・ピヒト=アクセンフェルト。彼女のチェンバロ演奏から、J.S.バッハの『フランス組曲全曲』と『インヴェンションとシンフォニア』、『ゴルトベルク変奏曲』をお求めやすいお値段で再リリース。今回のリリースでは、JVC開発のK2テクノロジーによる高音質リマスタリングを行いました。バッハの譜面のすみずみまで熟知したエキスパートである彼女が高度な技術でエレガントに奏でる比類のない音色は、どこまでも暖かく聴くものをやさしく包み込みます。
《ピヒト=アクセンフェルトの芸術》シリーズ第1弾
●バッハ:フランス組曲全曲(CMCD-15119〜20)
●バッハ:インヴェンションとシンフォニア(CMCD-15121)
●バッハ:ゴルトベルク変奏曲(CMCD-15122〜3)
また今月は、1990年にウィーンで録音されながらも正式リリースされることのなかった幻の音源を『バッハ:トッカータ集/エディット・ピヒト=アクセンフェルト未発売音源集 2』(CMCD-99058)として同時リリースいたしました。こちらも併せてお聴きください。