2011年1月アーカイブ

井阪紘 弊社でレコード・プロデューサーとして活躍する井阪紘がNHK教育テレビの「芸能花舞台」に出演します。今回は「吉村七重の世界」と題し、弊社から多数のアルバムをリリースしている筝曲演奏家、吉村七重についてインタビューに答えています。番組では吉村によるスタジオでの演奏はもちろんのこと、作曲家の吉松隆西村朗のインタビューも放送されます。

吉村七重●NHK教育テレビ 「芸能花舞台〜吉村七重の世界

【放送日】2011年2月3日(木) 14:00〜14:44
【再放送】2011年2月6日(日) 23:30〜24:14

【出演】
 吉村七重(二十絃箏 ほか)
 井阪紘(カメラータ・トウキョウ プロデューサー)
 吉松隆(作曲家)/西村朗(作曲家)

【演奏作品を収録したCD】
NANAE/吉村七重(西村朗:「七重」収録/25CM-189)
すばるの七ツ◎吉村七重 プレイズ 吉松隆(吉松隆:「夢あわせ夢たがえ」収録/28CM-578)

 カメラータの2月新譜(1月26日発売)4タイトルをご紹介いたします。

CMCD-28226 1枚目は『ミヨー:屋根の上の牛〜4手のためのピアノ作品集/モレッティ、オリヴィエロ』(CMCD-28226)。すでにカメラータから『ラヴェル:マ・メール・ロワ─4手のためのピアノ作品集』(CMCD-28119)をリリースしているイタリアのピアニスト、マウリツィオ・モレッティアンジェラ・オリヴィエロによる連弾アルバムの第2弾です。第1作目のアルバムでも使用されたイタリアが生み出した名器ファツィオーリが、今回も豊かな響きに恵まれた歴史的建造物内で素晴らしい音色を聞かせてくれます。4手の作品の中でも人気の高いフォーレの組曲「ドリー」やドビュッシーの小組曲など、全作品がフランスの作曲家によるもの。モレッティ&オリヴィエロの華麗なる演奏とファツィオーリの響きが融合し、極上のピアノ・デュオ・アルバムが完成しました。

CMCD-28215 2枚目は『ウェーバー:交響曲 第1番、第2番、ホルンのための小協奏曲 作品45 他/シェレンベルガー、ドール、ミュンヘン放送管弦楽団』(CMCD-28215)。現在、世界を代表するホルン奏者のひとりシュテファン・ドール(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ奏者)と元ベルリン・フィル首席オーボエ奏者であり、現在は指揮者として精力的に活動中のハンスイェルク・シェレンベルガーとの豪華共演アルバムです。ウェーバーの交響曲2曲に、ホルンとオーボエをそれぞれメイン楽器とした小協奏曲を収録。安定感のある演奏で定評のあるミュンヘン放送交響楽団をバックに、ドールの躍動感あふれるホルンが輝き、名手シェレンベルガーの巧みなオーボエと指揮が、ウェーバーの作品を色彩豊かに、生き生きとよみがえらせます。

CMCD-28225 3枚目は『シューマン:夜曲集〜ドイツ・ロマン派の光と影/四戸世紀、アントニー・シピリ』(CMCD-28225)。読売日本交響楽団首席クラリネット奏者、四戸世紀によるロマン派の知られざる名曲アルバムです。精緻な技術と美しい音色、そして繊細な表現力で定評のある四戸が、これまでに出会った数々の名曲の中から、「これぞ!」という作品を選曲し収録。アントニー・シピリの詩情豊かなピアノと四戸のクラリネットと重なりあい、さらなる輝きを放ち、聴き手をロマンティックな音の世界へと誘います。2011年春には読響を退団し、ソリストとしてますますの活躍が期待される四戸世紀の記念的名盤です。

CMCD-28228 最後は『バッハ:トッカータ集/エディット・ピヒト=アクセンフェルト未発売音源集 2』(CMCD-99058)。偉大な鍵盤奏者であり、教育者としても20世紀の音楽界に大きな足跡を遺したエディット・ピヒト=アクセンフェルト。先月リリースされ各方面で話題となっている『バッハ:チェンバロ作品集』(CMCD-99057)に続くピヒト=アクセンフェルトの秘蔵音源発掘シリーズの第2弾です。本アルバムは1990年4月にウィーンで録音された7つのトッカータを収録。偉大な音楽家が遺した貴重な録音は、いつの時代もその輝きを失うことはありません。

 また、先月と同様に再リリース企画《エディット・ピヒト=アクセンフェルトの芸術》シリーズの第2弾として、J.S.バッハの『フランス組曲全曲』『インヴェンションとシンフォニア』『ゴルトベルク変奏曲』をお求めやすいお値段で同時リリースいたしました。こちらも併せてお聴きください。

CMCD-15119CMCD-15121CMCD-15122

 今月は先月に引き続き、特別再リリース企画として世界的鍵盤楽器奏者エディット・ピヒト=アクセンフェルトによるJ.S.バッハのチェンバロ作品を集大成した特別企画《エディット・ピヒト=アクセンフェルトの芸術》の第2弾をお届けします。
 2001年、87歳で他界した偉大なピアノ、チェンバロ奏者であり、教育者としても20世紀の音楽界に大きな足跡を遺したエディット・ピヒト=アクセンフェルト。彼女のチェンバロ演奏から、J.S.バッハの『フランス組曲全曲』『インヴェンションとシンフォニア』『ゴルトベルク変奏曲』をお求めやすいお値段で再リリース。今回のリリースでは、JVC開発のK2テクノロジーによる高音質リマスタリングを行いました。バッハの譜面のすみずみまで熟知したエキスパートである彼女が高度な技術でエレガントに奏でる比類のない音色は、どこまでも暖かく聴くものをやさしく包み込みます。

《ピヒト=アクセンフェルトの芸術》シリーズ第1弾
●バッハ:フランス組曲全曲(CMCD-15119〜20)
●バッハ:インヴェンションとシンフォニア(CMCD-15121)
●バッハ:ゴルトベルク変奏曲(CMCD-15122〜3)

 また今月は、1990年にウィーンで録音されながらも正式リリースされることのなかった幻の音源を『バッハ:トッカータ集/エディット・ピヒト=アクセンフェルト未発売音源集 2』(CMCD-99058)として同時リリースいたしました。こちらも併せてお聴きください。

 リッチなサウンド・コンテンツを扱いやすいDRMフリーで配信し、ハイエンド・オーディオ・ファンからPCで音楽を楽しむリスナーまで、各方面から注目を集めている高音質音楽データ配信サービス。先月の30日から1タイトルを配信開始しました。

HQMD-10016 今月はオペラ、リサイタル等、幅広い活動で高い評価を得ている実力派テノール歌手・小貫岩夫が、満を持して完成させた初アルバム『いつも微笑みを〜オペレッタ名曲集/小貫岩夫、天羽明惠』をおとどけします。ウィーンの香り漂う珠玉のオペレッタから名曲の数々を収録。小貫の柔らかく艶やかな歌声が、オペレッタの甘い調べに乗って聴衆を魅了します。デュエットでは近年注目を集めているソプラノ天羽明惠をゲストに迎え、オペレッタの魅力をたっぷり楽しめるアルバムに仕上がっています。オーケストラは、2011年の《ニューイヤー・コンサート 2011》でも共演するウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団です。


★甘く艶やかな歌声、ウィーンの香り漂うオペレッタ名曲の魅力

『いつも微笑みを〜オペレッタ名曲集/小貫岩夫、天羽明惠』

●曲目:
 エメリッヒ・カールマン:オペレッタ『伯爵家令嬢マリツァ』より3曲/『チャールダーシュの女王』より
 ロベルト・シュトルツ:オペレッタ映画『女はみんな大好き』より
 フランツ・レハール:オペレッタ『微笑みの国』より/オペレッタ『パガニーニ』より
 オペレッタ『メリー・ウィドウ』より/オペレッタ『ルクセンブルク伯爵』より
 ルドルフ・シーツィンスキー:ウィーン わが夢の街
 ヨハン・シュトラウス II:郊外のジーヴェリングでは……

●演奏者:
 小貫岩夫(テノール)/天羽明惠(ソプラノ)
 ウィーン・フォルクスオーパー児童合唱団/ウヴェ・タイマー(指揮)/ウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団
●録音:2010年1月、4月、8月ほか/ウィーン、埼玉ほか
●フォーマット:FLACファイル形式(可逆圧縮オーディオファイル)/24bit/88.2kHz/DRMフリー
●商品番号:HQMD-10016(2010年12月30日配信開始)


■その他、配信中のタイトルは「HQMストア」でご案内しています。

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