2010年10月アーカイブ

　リッチなサウンド・コンテンツを扱いやすいDRMフリーで配信し、ハイエンド・オーディオ・ファンからPCで音楽を楽しむリスナーまで、各方面から注目を集めている高音質音楽データ配信サービス。10月のタイトルは明日30日から配信開始予定の『ツィクルス　ウェイヴズ／吉原すみれ』です。
　本アルバムは、日本を代表する打楽器奏者として世界で活躍する吉原すみれが、1978〜80年に打楽器の名曲2作品を収めたアルバムです。極めて高い技巧が要求される難曲を、吉原は見事に演奏しきっています。20種類以上の打楽器が使用されるシュトックハウゼンの「ツィクルス」では、テープ速度76cm/secのオリジナル・アナログ・マスターを使用し、192kHz/24bitでデジタル・リマスター。高S/Nと抜けの良い高域再生を実現し、LP発売当時より高音質レコードとして大きな反響を得た当アルバムの真価が、高音質音楽データによりここに示されます。あたかも眼前で繰り広げられているかのような打楽器群の豊かな響きは、音楽ファン、オーディオ・ファン必聴です。

★眼前に煌く打楽器の響き〜Hi-Bit/Hi-Samplingで蘇る名演
76cm/secのテープ速度でノイズリダクションなしの超優秀オリジナル録音リファレンス・アルバム

『ツィクルス　ウェイヴズ／吉原すみれ』

●曲目：
　カールハインツ・シュトックハウゼン：ツィクルス（1959）
　ペア・ノアゴー（ピア・ナアゴー）：ウェイヴズ（1969）
●演奏者：吉原すみれ（打楽器）
●録音：1980年10月 ほか／埼玉
●フォーマット：FLACファイル形式（可逆圧縮オーディオファイル）／24bit／192kHz／DRMフリー
●商品番号：HQMA-00020（10月30日配信開始予定）

■その他、配信中のタイトルは「HQMストア」でご案内しています。

　8月25日にカメラータからリリースした『コダーイ：無伴奏チェロ・ソナタ』（CMCD-28201）が『レコード芸術』誌にて特選盤に選出されるなど、各方面で高評価をいただいているウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者タマーシュ・ヴァルガがタワーレコード渋谷店にてインストア・イベント＆サイン会を開催いたします。
　この貴重な機会を是非お見逃しなく！！

●日時：2010年11月3日（水・祝）15：00
●会場：タワーレコード渋谷店　6Fクラシック・フロア
★お問い合わせ：タワーレコード渋谷店　03-3496-3661
⇒●イベント・フライヤー配布中！（PDFファイル）

※入場無料のイベントです。当日最新CDをお買い上げのお客様にサイン会がございます。
（事前にタワーレコード渋谷店にてCDをお買い上げのお客様にはサイン会参加券を配布いたしております）

　カメラータの11月新譜（10月25日発売）は3タイトルです。

　1枚目は『ショパン：フルート三重奏曲 作品8（原曲：ピアノ三重奏曲）／アウアー、フォゥグ、浦田』（CMCD-28220）。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の若き首席フルート奏者として人気急上昇中のワルター・アウアーが、トリオ作品のアルバムを完成させました。自らアレンジしたショパンの三重奏曲（原曲：ピアノ三重奏曲）にフランセとディヒラーのフルート三重奏曲をカップリングした大変珍しい選曲。すでにカメラータからウィーン・ピアノ五重奏団としてCDをリリースしているヨァゲン・フォゥグ（チェロ）とフォゥグ・浦田陽子（ピアノ）の好サポートを受け、透明感あふれる美しい音色で奏でられるレアな作品を収めた本アルバムは、アウアーのフルーティストとしての高い資質を聴くことのできる必聴の1枚です。

　2枚目は『20世紀のフルート名作集／シュルツ、コックス』（CMCD-28180）。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者ヴォルフガング・シュルツ5年ぶりのソロ・アルバム。これは、2002年にピアニスト、アドリアン・コックスと共演したアルバム『牧神の午後への前奏曲』の第2弾とも言えるアルバムです。世界最高のフルート奏者の一人としてその名を知られるシュルツの完璧なテクニックと明るく、美しく、そして温かみあふれるフルートの音色は、多くの人を魅了します。本アルバムでは、コックスの好サポートにより、シュルツのフルートがプロコフィエフ、マルティヌー、ヒンデミット等の名作品を格調高く、そしてシャープに披露します。

　3枚目は『グリュンフェルト：華麗なるピアノ作品集／ドリス・アダム』（CMCD-28218）。19世紀末にヴィルトゥオーゾ・ピアニスト兼作曲家として活躍したアルフレッド・グリュンフェルトの華麗なピアノ作品を収めました。ピアニストの優れたテクニックと豊かな音楽性を存分に堪能できる、いずれも華やかな作品ばかりで、新たなコンサート・ピースとしても貴重なアルバムとなることでしょう。ウィーンを拠点に活躍するピアニスト、ドリス・アダムの流麗な演奏で19世紀末ウィーンで親しまれたグリュンフェルトの華麗なるピアノ作品をお聴きください。

　今月は通常の11月新譜（10月25日発売）に加え、特別企画として、カメラータが過去にリリースした管楽器の名盤をお求め安い価格で再発売する特別企画、《カメラータ・クラシック・エッセンス〜ウインド・インストゥルメンツ》シリーズをおとどけします。オーレル・ニコレ＆クリスティアーネ・ニコレ／ウィリアム・ベネット／マクサンス・ラリュー／バーバラ・ギスラー＝ハーゼ（フルート）、クロード・フォーコンプレ／カール・ライスター（クラリネット）ら、世界的なヴィルトゥオーゾたちの往年の名演や貴重音源、名手たちの共演など、必聴のCDばかりを取り揃えました。色あせることのない多彩な管楽器の音色をお楽しみください。

●オーレル＆クリスティアーネ・ニコレ（CMCD-15106）
●ベートーヴェン：フルート協奏曲／ウィリアム・ベネット（CMCD-15107）
●シュターミッツ：クラリネット協奏曲／クロード・フォーコンプレ（CMCD-15108）
●ヒンデミット：木管楽器のためのソナタ集（CMCD-15109）
●「タンブーラン」／マクサンス・ラリュー＆鈴木一郎（CMCD-15110）

　「スイングブロス」レーベルの11月新譜（10月25日発売）は、『007 ソングス／ハリー・アレン』（CMSB-28029）。ハリー・アレン（テナー・サックス）率いるカルテットによる最新作は、映画「007」シリーズと共にヒットした007の主題歌をジャズ・ヴァージョンで演奏した意欲作。おなじみの「ジェームズ・ボンドのテーマ」はもちろん、「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「私を愛したスパイ」「女王陛下の007」など、「007」シリーズのスクリーンを音で彩ったナンバーが、ハリーらのスゥィンギーなジャズ・ヴァージョンで甦ります。

●BS hi「クラシック倶楽部〜クラシック・アラカルト」
［2009年12月5日／東京・トッパンホールにて収録］

【放送日】
　2010年10月19日（火）　06：00〜06：55

【曲目】
　ハイドン：弦楽四重奏曲 ニ長調 作品76-5「ラルゴ」
　グルック：バレエ組曲「ドン・ファン」より「ピッツィカート」

【演奏者】
　パノハ弦楽四重奏団

※クラシック・アラカルト：2つの演奏会を組み合わせ、時間内に再編集したものです。
　今回の放送では「カルミナ弦楽四重奏団」の演奏会と合わせて放送されます。
※放送日や内容については、予告なく変更になることがございます。あしからずご了承ください。