11月25日にデビュー盤、『モーツァルト:ピアノ・ソナタ集』(CMCD-28188)を発売し、話題を集めている諸戸詩乃(ピアノ)のインタビュー記事が、1月6日発刊の読売新聞朝刊・文化欄『飛躍のひと』コーナーに掲載されました。
紙面では、松本良一氏から、「技巧ばかり先走った凡庸な演奏家にならないためには、むやみに難曲にチャレンジするより、易しい曲を美しく弾くことが大事だと言われる。昨年末に出た、諸戸詩乃さんの弾くモーツァルトのピアノ・ソナタのCDは、そのお手本だ」と、その演奏を評し、諸戸自身も、「シンプルな曲なので、飾り立てたりお化粧したりできない。(中略)音楽には演奏する人の誠実さが表れる。祈るように敬虔な気持ちでピアノに向かいます」と、音楽に対する気持ちを語っています。
また、音楽評論家の舩木篤也氏からも、「奇をてらわず、それでいて創意に満ちている」(2009年12月17日発刊読売新聞夕刊より)と、高評いただいております。
諸戸詩乃は、2月に一時帰国し、同月14日にタワーレコード渋谷店にてインストア・イベントを開催する予定です。イベントの詳細は近日中にこのニュース・ページでもご案内いたします。日本での貴重な演奏機会を是非お見逃しなく!