2009年1月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

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 カメラータの2月新譜(1月25日発売)2枚をご紹介します。

CMCD-28174 まず1枚目は『ノヴァコフスキ:ピアノ五重奏曲 作品17/ウィーン・ピアノ五重奏団』(CMCD-28174)。シューベルト「ます」と同じく、コントラバスを含む編成のアンサンブルによる最新作です。これまでにフンメルリースのピアノ五重奏曲をリリースし各方面で高い評価を得た彼らが、今回は19世紀ポーランドの作曲家3人、ノヴァコフスキノスコフスキストルペの作品に取り組みました。19世紀のポーランドといえば、多くの人がショパンをイメージすると思いますが、同時代のポーランドにはもちろんショパン以外の作曲家も活躍していました。同じポーランドでも作品の傾向はそれぞれ違いますが、世界初録音となるノヴァコフスキの作品など、貴重な作品を収録したアルバムとして話題となるでしょう。

CMCD-28167 2枚目は『箏歌・蕪村五句─二十絃箏と歌のために/吉村七重』(CMCD-28167)。従来の箏の音域や演奏能力を発展させた二十絃箏の第一人者、吉村七重による最新アルバムです。湯浅譲二西村 朗猿谷紀郎久留智之ら、現代日本音楽界を代表する作曲家たちが、吉村七重のために作曲した委嘱作品が二十絃箏の魅力をさらに引き出します。また、フルートのヴォルフガング・シュルツ(ウィーン・フィル首席)とチェロのヴォルフガング・ベッチャー(元ベルリン・フィル首席)、そして横笛の第一人者、赤尾三千子らの共演者にも注目です。

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