10月の発売以来好評をいただいている『三善 晃の音楽』(CMCD-99036〜8)が各誌紙で紹介されています。『レコード芸術』12月号新譜月評のコーナーで特選盤に選ばれ、佐野光司氏から「1960年代から90年代までのオーケストラの軌跡が追えるような内容であり、三善の作品の変遷を聴き取るには絶好のアルバムである」と、長木誠司氏からは「個々の演奏はどれもきわめて高度な仕上がりであった。それを録音と編集が可能な限り完璧に捉えている」と高評価をいただいております。
10月27日発刊の毎日新聞では、梅津時比古氏から「全編、緊張感に満ちた素晴らしい演奏である」との評価をいただき、11月19日発刊の毎日新聞夕刊『私の3枚』のコーナーにおいても梅津氏、礒山雅氏、岩井宏之氏からそれぞれ選出いただき絶賛されています。
11月13日発刊の朝日新聞では、片山杜秀氏から「日本人なら避けて通れないディスク」と、ご紹介いただきました。
また、今回のCDで名演を聴かせた指揮者の沼尻竜典氏が『ぶらあぼ』12月号のインタビューの中で、「すぐれたソリストたちとの共演も、このディスクの聴きどころだと言ってよいでしょう」と紹介し、「今回の3枚組のディスクは、日本のファンにとってはもちろん、海外に向けても発信すべき貴重なレパートリーだと思います」と、その思いを語っています。