今月は通常の25日発売のほか、10日に臨時発売として『「日本のうた」歌唱法 2 "学校唱歌"をどう歌う?/藍川由美』(CMCD-99053)がリリースされます。
"日本のうた"を徹底研究し、リサイタル以外にもレクチャー・コンサートを行うなど意欲的な活動を続ける藍川由美(ソプラノ)が、2006年にリリースし各方面で話題を呼んだ『「日本のうた」歌唱法』の第2弾です。第1弾では"日本のうた"の歌い方、発音法などメソッド的要素を中心とした構成でしたが、第2弾では、洋楽輸入が日本人の発声法に与えた影響や、明治以降の"日本のうた"の歴史を、様々な作品を聴きながら見直してみよう──という知的刺激要素が満載のCDとなっています。
今回も、藍川の執筆による詳細な外付けブックレット(全56ページ)とCDを、竹久夢二の「まりつき」をあしらったケースにセットしました。