2008年9月アーカイブ

メルバ・ラモス カメラータ・トウキョウでは、毎年恒例の「ウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団 ニューイヤー・コンサート 2009」を、今年も招聘および開催いたします。
 近年は日本でも数多くのニューイヤー・コンサートが行われるようになりましたが、弊社がほぼ毎年招聘しているウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団は、毎年2月にウィーンの国立歌劇場で行われる最も有名な舞踏会"オペルンバル"で演奏を務めるオーケストラです。指揮のウヴェ・タイマーは、"オペルンバル"以外にもウィーンの各地で開催される大小様々な舞踏会で同オーケストラと共に出演する、いわばウィンナ・ワルツを知りつくしたプロフェッショナル。
 このオーケストラをバックに登場する今年のソプラノはメルバ・ラモス(→写真)。2004/2005年のシーズンからウィーン・フォルクスオーパーに参加、2008年春の引越し公演では『マルタ』のタイトルロールに登場し好評を博した注目の歌手です。さらにステージには半世紀を超える歴史を持つウィーン・フォルクスオーパー・バレエも登場、流麗なウィンナ・ダンスで新年の幕開けを華やかに彩ります。

★「ニューイヤー・コンサート 2009」東京公演のチケットはカメラータ・トウキョウおよび各プレイガイドにて、明日9月30日(火)より販売を開始いたします。

●日時:2009年 1月 10日(土) 14:00開演/13:20開場
●会場:東京オペラシティ コンサートホール
●チケット料金:S席¥8,000/A席¥6,000/B席¥4,000(全席指定・税込)
●チケット取り扱い:
 東京オペラシティ チケットセンター 03-5353-9999
 チケットぴあ 0570-02-9999〈Pコード:303-539〉
 イープラス[パソコン&ケータイ]
 カメラータ・トウキョウ 03-5790-5560
 朝日友の会 03-3545-9348(朝日メイトは各¥500引き)
 東京音協 03-3201-8116

PDFチラシも配布中です。

河村&吉松 本日(9月25日)、カメラータから『吉松 隆:アトム・ハーツ・クラブ/河村泰子』(CMCD-28162)が発売されました。このアルバムの発売を記念し、京都と東京のCDショップにてトーク&ミニ・コンサート、サイン会が開催されます。ミニ・コンサートは無料でどなたでもお楽しみ頂けます。さらにCDお買い上げのお客様は公演後のサイン会に参加できます。
 本アルバムがデビュー作となる河村泰子の生演奏、作曲家の吉松 隆による軽妙なトークを間近でお楽しみいただけるイベントです。この機会に是非、各CDショップにご来店ください。

[京都]
●日時:2008年9月27日(土) 15:00〜
●場所:JEUGIA三条本店 6Fイベントスペース(J-SQUARE)
★お問い合わせ:JEUGIA三条本店3F 075-254-3730
 ⇒PDFフライヤー配布中

[東京]
●日時:2008年10月5日(日) 15:00〜
●場所:タワーレコード渋谷店 6Fクラシックフロア
★お問い合わせ:タワーレコード渋谷店 03-3496-3661
 ⇒PDFフライヤー配布中

・ミニ・コンサートは無料でお楽しみ頂けます。
・サイン会はCD『吉松 隆:アトム・ハーツ・クラブ/河村泰子』をお買い上げの方のみ参加できます。
 (事前にCDをお買い上げの方には参加券を配布いたします)
・混雑や場所によりご覧になりにくい場合があります。予めご了承下さい。
・内容、出演者などにつきまして予告なく変更する場合がございますので予めご了承下さい。

CMCD-28162 カメラータの9月25日発売(10月新譜)は『吉松 隆:アトム・ハーツ・クラブ/河村泰子』(CMCD-28162)。今や"異端"という存在を超え、日本の現代音楽界を代表する作曲家のひとりとなった吉松 隆の初録音作品を含む最新アルバムです。ブックレットから吉松自身の言葉を借りれば、「アトム・ハーツ・クラブ」とは──ロックの名盤であるビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』とピンク・フロイドの『アトム・ハート・マザー(原子心母)』およびエマーソン・レイク&パーマーの『タルカス』を足して「鉄腕アトム」の10万馬力でシェイクした音楽を目指し結成された音楽倶楽部──との事。ユニークかつ唯一無二な"吉松ワールド"は今回も健在です。
 ピアノの河村泰子は2006年から「吉松 隆 作品シリーズ」のリサイタルをスタートさせるなど、吉松作品の演奏をライフワークとするピアニストで、本作がデビュー・アルバムとなります。
 なお、本アルバムは『レコード芸術』10月号でも紹介され、誌面では、筆者の斎藤弘美氏が「河村はもちろんだが、ヴァイオリンの友永健二、チェロの黒田育世は未知の演奏家であるが、大胆にして痛快。アンサンブル全体としても、吉松の音楽の明と暗、剛と柔、そして混在した様式の融合感が生々しく伝わってくる」と、その演奏技術、表現力を高く評価しています。

CMSB-28023 「スイングブロス」レーベルの9月25日発売(10月新譜)は『クラシック・イン・ジャズ/レイ・ケネディ・トリオ』(CMSB-28023)。これまでに『モーツァルト・イン・ジャズ』『バッハ・イン・ジャズ』『バロック・イン・ジャズ』『ベートーヴェン・イン・ジャズ』と続いてきた、大好評の【クラシック・イン・ジャズ】シリーズの第5弾となります。本アルバムはれまでの「1タイトル=ひとりの作曲家」ではなく、長いクラシックの歴史の中から誰もが知っている名曲をピックアップし、1枚のディスクにコンピレーションしました。今回もレイ・ケネディのアレンジの妙に思わず「なるほど!」と頷いてしまうような楽しいナンバーが全12曲揃いました。
 秋の夜長、リラックスした時間にぴったりのアルバムです。

盾とCD 7月のニュースで、弊社が2005年にリリースした『ドビュッシー:前奏曲集 第2巻&ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番/チッコリーニ』(CMCD-28088)が、イタリアの音楽専門雑誌『クラシック・ヴォイス(Classic Voice)』のCDソロ部門で金賞を受賞したことをお伝えしましたが、その受賞を祝した素晴らしいシルバーのプレートが先日届きました。
 本アルバムはイタリアの巨匠、アルド・チッコリーニが2003年に来日した際のライヴ録音ですが、83歳(当時)とは思えぬ煌めきと情熱にあふれた演奏を余すところなくとらえたアルバムとして、日本国内はもとより海外盤が発売されたヨーロッパでも高い評価を受けています。機会がありましたらぜひお聴きください。

CAMP-8016 今年6月の発売以来、大変好評をいただいているハンスイェルク・シェレンベルガー『ロスト・アンド・ファウンド─失われたロマン派のオーボエと管弦楽のための作品集』(CAMP-8016)が、この度オーディオ専門誌『Stereo Sound』2008年秋号(ステレオサウンド社/季刊)にて紹介されております。黒田恭一氏からは「シェレンベルガーによって吹かれたオーボエの音色のなんとチャーミングなことか! それをきいただけでも、ききては充分にしあわせになれる」と、菅野沖彦氏からは「大変質の高い録音制作により素晴らしい美音が楽しめる」と、高く評価していただきました。

CMCD-15091 また、おなじみウィーン・フィルの首席フルート奏者ヴォルフガング・シュルツの最新盤、『モーツァルト(ホフマイスター編):フルート四重奏曲集』(CMCD-15091)も同誌にて紹介されています。誌面では、東条碩夫氏が「井阪紘プロデューサーが率いるカメラータ・レーベルは内容の濃い室内楽の録音を数多く出している。(中略)このCDも、きわめてオーソドックスな音作りだが、しっとりとインティメイトな雰囲気を感じさせて素晴らしい」と、高い評価をいただいております。

CMCD-99043CMCD-99044CMCD-99045CMCD-99046CMCD-99047

CMCD-99048CMCD-99049CMCD-99050CMCD-99051CMCD-99052

 昨年12月の発売以来、好評をいただいている《カメラータ・コンテンポラリー・アーカイヴズ》全10枚(CMCD-99043〜52)が『レコード芸術』10月号の「特集1:"復刻&再発盤"オブ・ザ・イヤー」にて見開き2ページにわたり紹介されています。誌面では、筆者の西村祐氏が、「このような企画が、日本のカメラータというたったひとつのレコード会社(中略)から、これだけまとまって出てくるという事実は、それだけで世界に誇るべきことであろう」と高く評価し、全10タイトルの聴きどころもそれぞれ紹介されています。まだ未聴の方は是非この機会にお聴きください!

CMCD-99053 今月は通常の25日発売のほか、10日に臨時発売として『「日本のうた」歌唱法 2 "学校唱歌"をどう歌う?/藍川由美』(CMCD-99053)がリリースされます。

 "日本のうた"を徹底研究し、リサイタル以外にもレクチャー・コンサートを行うなど意欲的な活動を続ける藍川由美(ソプラノ)が、2006年にリリースし各方面で話題を呼んだ『「日本のうた」歌唱法』の第2弾です。第1弾では"日本のうた"の歌い方、発音法などメソッド的要素を中心とした構成でしたが、第2弾では、洋楽輸入が日本人の発声法に与えた影響や、明治以降の"日本のうた"の歴史を、様々な作品を聴きながら見直してみよう──という知的刺激要素が満載のCDとなっています。
 今回も、藍川の執筆による詳細な外付けブックレット(全56ページ)とCDを、竹久夢二の「まりつき」をあしらったケースにセットしました。

パノハSQ 8月に草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルで来日し、同月31日に東京の紀尾井ホールで行われた公演も即完売となったパノハ弦楽四重奏団。昨年、彼らが同ホールで行ったコンサートの模様がNHK-FMで再放送されます。しなやかで円熟したパノハ弦楽四重奏団の演奏をぜひお楽しみください。

●パノハ弦楽四重奏団
[2007年10月5日/東京・浜離宮朝日ホールにて収録]

【放送日】
 2008年9月9日(火) 19:30〜21:10
 NHK-FM「ベストオブクラシック」

【演奏者】
 パノハ弦楽四重奏団

※放送日や内容については、予告なく変更になる場合がございます。あしからずご了承ください。

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