カメラータからの8月25日発売(9月新譜)は2タイトルとなります。
1枚目はイタリアのピアニスト、マウリツィオ・モレッティによる「ワーグナー&リスト:ピアノのためのアルバムの綴り/モレッティ」(CMCD-28154)。2006年にカメラータから発売された「ラヴェル:マ・メール・ロワ─4手のためのピアノ作品集」(CMCD-28119)で、夫人でもあるアンジェラ・オリヴィエロと息の合った演奏を披露したモレッティ待望のソロです。中でもワーグナーのピアノ作品は、何人かの女性へ捧げられたものです。ピアノは前回同様、イタリアの名器ファツィオーリの最新モデルが使用されました。同郷の巨匠、チッコリーニからも高い評価を受けるモレッティの演奏をお楽しみください。
2枚目は「BASS INSTINCT/ベース・インスティンクト」(CMCD-28089)。本作が日本デビューとなるベース・インスティンクトは、ヘルベルト・マイヤーを中心とするウィーン・フィルとウィーン交響楽団のトップ・コントラバス奏者6人で結成されたウィーン発のスーパー・ベーシスト集団。彼らは自らのバックグラウンドに固執することなく、コンテンポラリーやジャズ、そしてオリジナル作品などジャンルに縛られることなく演奏し、いまヨーロッパで注目を集めているグループです。カメラータではこのアルバムの直輸入盤に日本語解説を添付して発売いたします。