ピアニストの高橋アキが、2007年度(第58回)の芸術選奨文部科学大臣賞(音楽部門)を受賞しました。
贈賞理由として、2007年9月、マーク・サバット(ヴァイオリン)、ロハン・デ・サラム(チェロ)らと共に行った「モートン・フェルドマン/トリオ」での演奏、そして同9月にカメラータからリリースされたアルバム「シューベルト:ピアノ・ソナタ D.960 & D.664」(同年9月発売/CMCD-28141)における優れた演奏が挙げられました。
高橋アキは「聴き手の心へ届く音楽を追い求めるうち、ようやく古典の世界にたどり着きました」と読売新聞(2008年3月1日)の紙上で受賞の感想を述べています。
ジョン・ケージ作品の演奏等で、これまで一般的に認識されてきた"高橋アキ=現代音楽の第一人者"というイメージを覆すシューベルトのソナタ・アルバムは、現在も各方面で高い評価を受けています。
高橋アキが芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞
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