日本の現代音楽界を代表する作曲家の一人、西村 朗が2007年に発表したオーケストラ作品、「幻影とマントラ」が2007年度(第56回)の尾高賞を受賞いたしました。
同作品は昨年10月にカメラータよりリリースされた「西村 朗:幻影とマントラ/西村 朗 管弦楽作品集」(CMCD-28147)にて、飯森範親(指揮)&ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管の委嘱新作として世界初演・収録された作品です。
西村の尾高賞受賞は、第36回(1987年度)、第40回(1991年度)、第41回(1992年度)に続く4度目の快挙。このうち3作品は、カメラータからCDが発売されています。
●幻影とマントラ/西村 朗 管弦楽作品集(CMCD-28147)
第56回受賞作品「幻影とマントラ〜オーケストラのための」を収録
●蓮華化生(れんげけしょう)...西村 朗 管弦楽作品(CMCD-20016〜7)
第36回受賞作品「2台のピアノと管弦楽のためのヘテロフォニー」を収録
●永遠なる混沌の光の中へ/西村 朗(30CM-199)
第41回受賞作品「永遠なる渾沌の光の中へ」を収録
また、同作品は、7月に東京オペラシティ コンサートホールで開催される「Music Tomorrow 2008」にて演奏される予定です。