『レコード芸術』(音楽之友社)において弊社プロデューサーの井阪 紘が2003年1月号より連載してきた「レコード・プロデューサーの視点」が、最新号の12月号(11月20日発売)にて最終回をむかえました。
国内外でクラシックを中心としたレコーディングを行うプロデューサーの視点でつづられた同連載は、「レコード制作の芸術」を中心テーマとして、実際に井阪が手がけたレコーディングのリアルタイムなレポート、名プロデューサーによる歴史的レコーディングの背景、それをリスナーに届けるCDなどのメディア論まで、幅広い内容でお送りしてきたため、連載開始当初の井阪は「果たして興味を持ってもらえるのか?」との不安が常にあったそうです。しかし連載を重ねるにつれ読者の皆様から手紙やメールなどで多くの声援を頂くようになり、連載を続けるための大きな励みになったそうです。6年間の長きにわたる連載を読んでくださった読者の皆様、大変ありがとうございました。
連載は今回でいったん終了となりますが、過去の同連載を再構成し1冊にまとめた「一枚のディスクに─レコード・プロデューサーの仕事」が春秋社より好評発売中です。詳しくは過去のニュースをご覧ください。