2月はウィーンとフェルトキルヒで、7つのレコーディング・セッションを敢行しました。
まずはウェルナー・ヒンク&遠山慶子によるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタのシリーズ。全集完成まで残すところあと3曲となりました。ヴォルフガング・シュルツとフィルハーモニア弦楽三重奏団はヴェントの編曲による「フィガロの結婚」。フルートで演奏される名アリアは絶品です。
続いてフェルトキルヒに場所を移し、カール・ライスターとフェレンツ・ボーグナーによる毎年2月恒例のレコーディング。多数の作品をレコーディングしました。
再びウィーンに戻り、今年85歳となるエーバーハルト・フィンケによるベートーヴェンのチェロ・ソナタをレコーディング。ピアノ伴奏は岡田知子です。続いてウィーン・フィルのソロ・トロンボーン、イアン・バウスフィールドによる、待望のカメラータ初レコーディング。テクニックと音楽性の絶妙なバランスが聴きものだそうです。
最後は今後の活躍が期待される作曲家、ヘルベルト・ヴィリの作品集をレコーディングしました。
●ウェルナー・ヒンク&遠山慶子
●ヴォルフガング・シュルツ&フィルハーモニア弦楽三重奏団
●カール・ライスター&フェレンツ・ボーグナー
●エーバーハルト・フィンケ&岡田知子
●イアン・バウスフィールド
●ヘルベルト・ヴィリ